[Python]seabornライブラリが超便利な件[初学者必見]

Python プログラミング

こんにちは。kakeです。

今回はPythonのseabornライブラリが超便利だったということを備忘録的に残しておこうと思います。例も載せてあるので、初学者の方は参考にしてみてください。

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[Python]seabornライブラリが超便利な件[初学者必見]

[Python]seabornライブラリが超便利な件[初学者必見]

今回はkaggleにあるタイタニックのデータを使っていきます。

Pythonのseabornライブラリとは

seabornライブラリとはグラフ描画をするためにあるライブラリでして、matplotlibというライブラリに比べて簡単に手軽にグラフがかけるというのが特徴です。

seaborn使い方の例(準備編)

kaggleにあるタイタニックのデータを元に解説していきます。まずは、ライブラリのインポートからはじめます。以下の通りです。

ライブラリのインポート

import seaborn as sns
import pandas as pd

これでOKです。次に、kaggleのタイタニックデータを読み込みます。

データ読み込み

df = pd.read_csv('./Downloads/titanic/train.csv')
df.head()

jupyter notebookで見ると以下の通りです。
jupyter notebook
これで準備完了です。

seaborn使い方の例(実践編)

さてseabornを使う準備ができたので、実際にグラフを書いていこうと思います。

相関をヒートマップで可視化する(heatmap)

まず、データの相関を見ることはデータ分析する上で大切なので、ヒートマップで可視化します。

sns.heatmap(df.corr())

seabornヒートマップ
たったのこれだけで、簡単にそして割と綺麗にヒートマップがかけちゃいます。素晴らしいライブラリですね。

男女ごとに生死を棒グラフで表す(countplot)

男女でどのような差がありそうかを調べるために、使います。言葉で説明するよりみた方が早いです。

sns.countplot("Sex",data=df, hue="Survived")

seaborn棒グラフ
めちゃくちゃ楽じゃないですか?たったの一行で、これだけ綺麗にかけるので、便利です。
 
実はseabornというライブラリについてあまり知らなかった時、以下のように長いコードを書いてしまいました。無駄でした。

plt.figure(figsize=(8, 4))
bar_width = 0.4
sex = ['male', 'female']
i = [0,1]

for sex,i in zip(sex, i):
    plt.bar(i, df[df['Sex']== sex]['Survived'].value_counts()[0], color='red', width=bar_width, label='0')
    plt.bar(i + bar_width, df[df['Sex']== sex]['Survived'].value_counts()[1], color='blue', width=bar_width, label='1')
plt.xticks(x + bar_width/2, df['Sex'], fontsize=20)
plt.legend()
plt.show()

seaborn棒グラフ

一行で済む話が、こんなに長いコードにしてしまっているので、これはよくないですね。これくらいならseabornでさっさと書いた方が良き。

データ分布をみる(pairplot)

sns.pairplot(df)

seaborn_pairplot

データ分布をみる(jointplot)

pairplotに似ているやつでして、特にみたいところをみれます。みた方が早いです。以下です。

sns.jointplot(x="Age",y="Fare",data=df)

seaborn_jointplot
右側と上側に棒グラフも出力されるのが特徴ですね。

箱ひげ図などの分布可視化(factorplot)

sns.factorplot(x="Pclass",y="Age",data=df,kind="box",hue="Sex",col="Survived")

seaborn箱ヒゲ

seabornは他にもまだまだたくさんのグラフがかけます

今回紹介したのは本当にごく一部です。他にもいろんなグラフがかけてデータの可視化ができます。

全て覚えるのは無理ですから、よく使うものを覚えておくといいですね。頑張りましょう。

以下のサイトもかなり参考になるのでぜひどうぞ。

本記事は以上になります。

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